雑記012 感謝でつながる時間 ―ツインバスケ三重鈴鹿大会を終えて―
昨日、「ツインバスケットボール定期大会・三重鈴鹿大会」が無事に終了しました。
協賛いただいた皆さま、観戦に来てくださった皆さま、ボランティアの皆さま、そして関係者の皆さま、本当にありがとうございました。
7年ぶりの地元開催。しかも会場は鈴鹿市体育館――「人情集団あんぽんたん」のメイン練習場所でもある、私にとって思い出深い場所です。
準備については、他のチームメンバーにほとんど任せきりで、主体的に関わることはできませんでしたが、当日はボランティアさんと一緒に車椅子のタイヤを拭いたり、駐車場係をしていた車椅子ユーザーの傘を差してあげる娘をハラハラしながら見守ったり(笑)。
メインメンバーが進行してくれる式典や開会宣言、舞台裏のバタバタも含めて――あんぽんたん時代を思い出し、胸が熱くなりました。
運営には本当に多くのエネルギーが必要で大変ですが、その分だけドラマがあり、想い出として心に積み重なっていく。
その醍醐味を仲間と共に味わえる喜びを、折々の場面で感じさせてもらえる私は、とても幸せ者だなと常々思います。
また、合間の時間には観に来てくださった方々や来賓の方、他チームのメンバーとお話しすることもでき、懐かしさや新たな発見、今後の広がりを感じられました。
短いながらも、濃くて温かい時間でした。
試合は残念ながら敗戦となりましたが、それ以上に大きなものを得られたことに感謝しています。
プレーヤーとして活躍する喜びを教えてくれた「スポーツ」、そして舞台をつくり上げる運営の面白さを教えてくれた「あんぽんたん」をはじめ、これまでのさまざまな活動。
何年、何十年という時を経て、それらが一本の線でつながり、私という人間に学びと成長を与えてくれている――。
少し大げさかもしれませんが、活動の醍醐味とは、きっとそういうことなのだと思います。
帰宅すると、母が現在執筆中の「ツインバスケットボール」をテーマにした小説の原稿を読んでくれていました。
「バスケを通して得た自分の経験を、もっと深掘りしてみたら?」
その一言が、大会を終えた今の気持ちと不思議に重なりました。
また書き直しになりますが、もう一度トライして、取材に協力してくれた仲間や、いつも小説を読んで意見をくださる方々への感謝を、形にできるよう頑張ってみようと思います。
0コメント